◆ コンタクトデンチャーの特徴
それでは、この新しいコンタクトデンチャーの一般的特徴について、ひとつひとつ見てみましょう。
不幸にして、失った歯の数が多くなってくると、どうしてもピカピカ光るバネが前の方の歯に掛けられることが多くなり、いかにも『私は入れ歯を使っています!』と宣伝をしながら暮らしているような状態にならざるを得ません。
しかも、入れ歯の大きさ自体も大きくなり、装着感が悪くなります。
■優れた審美性
コンタクトデンチャーの第一の特徴は、見た目の美しさです。
上の入れ歯をコンタクトデンチャーに変えてみると・・・・
コンタクトデンチャーを使っているあなたは、
もう外見を気にする必要が全くないのです!
■入れ歯と歯ぐきの間に物が詰まりにくい
現在、バネのついた入れ歯をご使用中の皆様を悩ましているのは、バネと入れ歯の隙間から、容赦なく入れ歯の下に入り込んでくる食べ物ではありませんか?
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これは困りますよね。
自宅での食事の時には、外して洗う事もできますが、外で食事をしている時などは、入れ歯の下に入り込んだ食べかすを我慢して、洗面所に行くチャンスを、ただひたすら待つしかありません。 |
でも、コンタクトデンチャーなら大丈夫!
コンタクトデンチャーなら
もう、食べ物がドンドン入り込んできて、あわてて洗面所を探し回る必要はありません。
ゆっくりとお食事を楽しんで頂けます。 |
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コンタクトデンチャーを使っているあなたは、
食べ物が入れ歯の下にすぐに入り込んで
不愉快な思いをしなくてはならない状態から開放されます!
■食べ物をしっかりと噛み締められる
さて、入れ歯を使う最も重要な目的は、食べ物を噛むことです。
しかも、出来るだけしっかりと、痛くないように噛むめる事が大切ですね。
スマイルデンチャーでは、この『出来るだけ痛くないように噛める』という希望が十分にかなえて差し上げられないという欠点がありました。
スマイルデンチャーの材料であるスーパーポリアミドは確かに弾力があり、健康保険で作られた入れ歯に比べて、物を噛むときの感触はかなり良いものになっています。
しかし、『ギュッと噛み締める』という点では、コンフォート義歯を始めとした生体用シリコーン義歯にはとうていかないませんでした。
この問題をいっきに解決したのが、この『コンタクトデンチャー』のすばらしい魅力です。
これは、コンタクトデンチャーを裏から見た写真と後ろから見た写真です。
ちょっと判り難いかもしれませんが、入れ歯の裏側にはシリコーンが薄く貼り付けてあります。
それと、これはちょっと専門的になりますが、このコンタクトデンチャーを作製する時には、骨面印象と言って、できるだけお口の中の粘膜の下にある骨の状態が忠実に再現できるような特殊な型取りの方法を用いています。
この、骨面印象により再現されたお口の中の形態とシリコーンが絶妙なコンビネーションによってお口の粘膜にピッタリと密接し、しかもシリコーンが噛む力を微妙に調整してお口の粘膜に伝えられるために、思い切ってギュッと噛み締める事ができます。
その証拠に、この患者さんは、このコンタクトデンチャーを装着したその日に、おせんべい、おかき、ピーナッツを食べても、ほとんど入れ歯の下にカスが入り込むことなく快適に食べられたとおっしゃいました。
さらに嬉しい事には、このコンタクトデンチャーは、従来のスマイルデンチャーでは作製でなかった多数歯欠損(多くの歯が無くなってしまった状態)でも作製する事ができます。
極端な話、お口の中に歯が1本残っていれば作製して、その機能を十分に発揮できるのです。
もう、はぐきが痛くなるのではないかと心配しながら噛む必要はありません!
コンタクトデンチャーを使っているあなたは、
食べ物を思い切って噛み締めることができるのです!
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